臨場感のある経営計画書とは…

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先日とあるセミナーに参加しました。
その時の講師であるプロの作家さんから色々なことを教えて頂きました。

一番心に残ったのは、書き始める前の想像力を高める方法、でした。

想像力を高め未来を見ようとすると、
・どのように状況(環境)が変化するか、
・主人公の心情の変化(主人公の成長の軌跡)
・主人公を取り巻く人たちの心情、態度の変化
・立ちふさがる障害
・バラ色もしくは悲惨な結末
などが頭の中にカラー映像で浮かび上がって来るんだろうと感じました。

それは書き手が能動的に未来を「生き生きと」
シミュレーションすることと等しいと思いました。

 

(話が飛びますが…)

僕はこれまで補助金や助成金獲得等を目的とする
経営計画書(経営改善計画書)策定を支援したことがあります。

一定期間をおいて支援した企業を訪問すると
がっかりすることが少なくありませんでした。
経営計画策定を義務として、いやいや行っていた企業は
ほとんどの場合、がっかりする結果となっていました。
僕は次第に
・なぜ経営計画書に書かれたことは実行されないことが多いのか
・なぜ損益計画の数値は達成できないことが多いのか
・そもそもなぜ経営計画書を書くことを多くの経営者は嫌うのか、
と感じるようになりました。

そして、ある時期から補助金等の獲得を目的とする
経営計画策定支援の頻度は急減。
ここ数年は全くしていません。

 

話を物語の書き方に戻します。

物語を書くには

<ステップ1:ログライン>
ログラインとは
「この物語は、誰が、どんなことをして、どのようになるか」
を一言で示すことだそうです。

 

例えば

『食品スーパーを5店舗経営する社長が、競合店の進出、少子高齢化の進展、
一部従業員の離反など多くの障害・問題を乗り越えながら、
信頼する経営幹部や従業員・仕入先の協力を得、
品揃えやサービスを改めお客様に支持されるピッカピカの店舗に変える物語』
少し長めですが、上記のようなものがログラインではないか…
と思っています。

 
<ステップ2:キャラクター設定>
「物語に登場する人物像を設定する」
ことがキャラクター設定です。

過去から現在に続く主人公の人生。
そして主人公は将来はどのように変化していくかを
想像し描いておきます。
同時に、主人公を取り巻く人々の心情等に関しても
深く深く想像しておきます。

ちなみに準主役や対立するキャラクター、
主人公にそっと手を差し伸べてくれるキャラクターを
設置しておくと良い物語が書けるそうです。

 
<ステップ3:プロットライン>
「シーンごとに、だれが、どのような言動をとったか」
を記していくことです。

場面、登場人物、そこで起こったこと、
登場人物の動き・言葉を細かく記していきます。


ここまでやってから経営計画書(事業改善計画書)を書くと
臨場感のある、社長の思い入れが詰まった計画になると思います。

ある意味、体裁なんかどうでも個人的にはどうでも良いと思っています。
・事業計画書のひな型に記された枠を義務感で埋めるだけ
・「こんなものか」と根拠もなく適当に定量目標を決める
・経営者が考えずに支援者に考え書かせる

そんなのはまっぴらごめんです。

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