中華料理店の職人

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山形県天童市に住んでいた頃、
時間があれば車で仙台に行っていました。

あの頃は、総合スーパーに勤めており、
20時の閉店後でも仙台に行く気力と体力がありました。
(あ~なつかし~~~、力が有り余っていたんだな~~)

ある日、仙台一の繁華街(ということは東北一の繁華街)である
国分町のパーキングに車を停め一人でプラプラと夜の盛り場を
歩いていると、決して綺麗とは言えない中華料理屋を発見しました。

失礼とは思いますが…ちょっとすすけた感じのキタナシュラン!
といった印象。

しかし外見に反し、擦りガラスを通して見える店内は
いつもお客さんがいたようなイメージがあります。

カウンター10席弱、4人掛けテーブル3つ位、
ご夫婦でやっているどこにでもある中華料理店なのに…

 

見たところ50代のそこそこのマスターの動きは
素晴らしいものがありました。
厨房に3つ並んだ中華鍋を駆使し、
次々に入るオーダーに一人で対応していました。

ひざでリズムを取りながら中華鍋を振り、
隙間時間で野菜を切る。
調味料などはマスターの動きを邪魔しない位置に配置されており、
流れるような動きを演出していました。

また、奥様も素晴らしかった!
忙しいのににこやかにオーダーを聞き、マスターに伝える。
マスターが作った料理の仕上げをこれまた流れるように行う。

僕はカウンターの席に座って、マスターや奥様の動きを見るのが
とても好きでした。
ある時期は、そのマスターを見るために、
わざわざ山形県の天童から宮城県の仙台に通っていました。

 

近頃は、全国チェーンに押され、そんな職人がいる個人店は
どんどん減っていますよね。

個人店がなくなっていくと全国チェーンを代表とするような
画一的な店ばかりになり、
その結果、消費者の選択性が狭まっています。

そんなのは嫌だ!

個人の商店、サービス店、飲食店を支援していくことに
全力を投じたいと思っています。

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