【事業承継】無事に世代交代が果たせたとしても…

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家族会議がうまく機能し、
円滑に事業承継が果たせたとしても、
将来的に事業が継続できるかどうかは
別問題だと思っています。

なぜなら、たかだか10年前と比べただけでも
経営環境は激変しており、
今すぐにでも新しい取り組みを始めないと、
下請けの製造業や中小小売・サービス業は
大企業により淘汰させられる可能性が
高いと考えているからです。


参考データとして
大前研一さんのご著書に書いてあったものを
引用します。

3年後も今のビジネスで通用すると思っている
事業者は44.5%ありますが、
5年後も通用すると思っている
事業者は15.7%に減少します。
さらに10年後では3.6%に減少します。

引用は以上です。

出典は、日本能率協会が発表した
当面する企業経営課題に関する調査
「日本企業の経営課題2017調査結果」
です。


話を戻させて頂きます。

現在、
きらりと光っている中小零細の事業者は
IT(IoT、ICT)技術で業務を効率化し、
顧客との関係性も強めています。

例えば、特徴のある製造業においては
直接消費者にはたらきかけ、
ダイレクトにモノを売っています。
生産工程等についてもITを導入する等し改善。
生産性を上げています。

小売業も
「発注ー在庫管理ー販売(顧客管理)」
といった一連の流れをITを活用して行い、
また消費者(≒地域住民)ともITを介し
うまくコミュニケートしているように思います。

その結果、卸の中抜きはさらに進み、
従来の流通構造ではなくなろうとしています。


話は少し横道にそれますが、
大手小売業は自社で商品センターを構えたり、
直接メーカーと交渉するなどしています。
そのため、中小零細小売業には商品が
入荷しづらくなっているのが現状です。

今後は、今まで以上に加速度を増し
世の中やビジネスが変わっていくものと思います。


(ここで話は飛びます)

目線を少し上げ周囲を見てみると、
少子高齢化&人口減少に端を発した
空き家問題、耕作放棄地問題、
伝統・伝承・文化の衰退、
医療費の増大、買い物難民の増加、
引きこもり独居老人の増加、
シャッター商店街の増加
など社会課題が山積しています。

今後は上記のような社会課題を
複数の企業が緩やかに連携し、
IT を使いながら解決するような
ビジネスモデルが
支持されるのではないかと思うのです。

「自分だけが儲かれば良い」
「顧客や地域を見ていない」
等、社会的に余り意味をなさいビジネスは
応援者がいなくなり、
終いには収益がマイナスとなる気がします。

地方に行けば行くほど、地域の住民にも
支持されないと存立しないはずです。

(中長期的には、地域の住民にだけ支持されれば
事業継続が出来るとも思えませんが…)


僕は、複数人の後継者、
それも他業種の方達が意見を交わすことによって
化学反応が起こり新しいビジネスが立ち上がることを
期待しています。

そんな場を提供していかないと…

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