【事業承継】現経営者と後継者の感覚は当然ながら違うを前提に…

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10年以上前のこと、

ダイエーの創業者中内功さんに

関する本を読みました。

 

(以下、おぼろげな記憶を頼りに

記述していきます)

 

中内さんは、

先の大戦でサイパン(だったか)

に出兵しました。

 

中内さんが参加した日本軍が

サイパンのジャングルを突き進む中

戦況が悪化します。

 

補給部隊も来ず、

食べるものがなくなり

飢餓状態に陥ります。

 

次第に精神状態がおかしくなる

人が出てきたようです。

彼らは躊躇なく死んだ仲間の人肉を

食べるほどです。

 

ある日、

中内さんもついに力が出なくなります。

ジャングルの中で死にかけます。

 

ジャングルの草の上で倒れ

頭に浮かんだのは、

「母への想い」と

「すき焼き」を腹いっぱい食べること。

 

僕たちの世代には想像出来ない

状況と思います。

 

当時中内さんの心のどこかには圧倒的な

・生への執着

・お腹が満たされることへの渇望

があったのでしょうか。

 

そんな中内さんは帰国後、神戸に、

主婦の店「ダイエー」を作ります。

 

その後の多店舗化による

業績向上劇は、ある年齢以上の方は

ご存知のことと思います。

 

中内さんんのことを

カリスマ、バイタリテイの塊と

評する人がいる反面、

 

安易に人を信用しない怖い人

と評する人もいたようです。

 

高度成長期期以降に育ってきた

我々世代は、そこまで強い思いを

持っている人はほとんどいません。

 

 

戦中、戦後世代に比べ

悔しい気持ち、妬む気持ち、

などを持つ機会が少ないため

 

圧倒的な這い上がる力

「なにくそ、今に見とれ!」

 

「世の中を変えてやろう

(世の中を豊かにしてやろう)」

 

と思っている人は少ないように感じます。

 

それゆえに、

中内さんのような方の想いを十分に

受け止められない可能性が高い

ように思います。

 

ジェネレーションギャップと言えば

それまでですが、この「想い」

(「前提」と置き換えても良いかも知れません)

の違いが円滑な事業承継を妨げている

可能性も高いと思う今日この頃です。

 

言葉を尽くして伝え、

歩み寄ることが必要なのかも知れません。

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