【経営全般】お客様の財源に思いをはせる

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ITバブルの頃だったか「富裕層マーケティング」という
言葉をよく耳にしました。

富裕層に向けて、
マーケティング活動を仕掛け
高級商材を売る、

という意味合いだったと記憶しています。

(僕には全く関係ないので
富裕層マーケティングのことはよくわかりません。
当時も興味を持ちませでした)


とはいえ、嫌らしい話ですが、
お客様の懐具合(財源)に
思いをはせておかないと、
自社(自分)の経営が揺らぐ
事態となるかも知れません。

例えば、以下のように…


月の給料が30万円の家庭があります。
しかし毎月の生活費は38万円かかっています。
更に過去の借金の利払いが5万円、
元本返済が7万円のしかかっています。

完全に成り立っていませんね。
この家庭に高級商材を売ることは
不可能と思われます。

以上より、この家庭に
マーケティングを仕掛けることは
避けるべきという結論になります。

ちなみに…
上記家庭の収入と支出の内容は
我が国のことです。
平成30年の財務省のリポートから
引っ張ってきました。


ついでに…
国の財政について
ざっくりと抑えておきます。

現在、我が国の借金は
1,000兆円越えとのこと。
毎年の予算はざっくり100兆円です。

支出の内訳としては
医療などの社会保障費が約34%
債務償還費(=借金の返済)が約14%
公共事業が6%
文教科学費が6%
くらいです。

予算の14%で借金を返しているけれど、
生活費が足りないのでとりあえずまた
借金をしている状況です。

その結果、借金は減らず増え続けています。


さらにもう一段突っ込んで考えてみます。

支出項目としては一番多い
医療費などの社会保障費は
毎年1兆円増え続けています。

高齢化なので仕方がないことかも
知れません。

しかし、社会保障費は、
世代間扶養の仕組みを取っています。
つまり今の高齢者の社会保障費も
今の現役世代が負担している
こととなります。

現役世代はこの先細っていくのに、
未だこの仕組みのままです。

若者がしわ寄せを食う、
という議論はこの辺りから
来ているのだと思います。


視点を少し移してみます。

今後は、今以上に、
介護や医療に対するニーズは高くなるでしょう。
しかし財源がなくなることは明白です。

それらを抑えたうえで今後を予想します。


国の収支の話となってしまいましたが、
話を最初に戻します。

どの業界でも、お客様の財源に
思いをはせる必要性はありそうですね。

P.S.
大塚家具のことを考えていたら
富裕層マーケティングのことを思い出し、
国の財政のことを考えてしまいました。

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