店に入るといちいち何かが気になる

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近所に新しい飲食店が出来たので、
開店6日目に行ってみました。

店舗形状は奥行型です。
(入り口側の辺よりも、奥行きの辺の方が
長い長方形の店。ウナギの寝床みたいな形)

 

出入り口付近より、右にカウンター席が、
左にテーブル席が設置されています
お客様はそこで食事をされています。

店奥へ続く通路は1本しかなく
その通路はカウンター席とテーブル席の間で
1メートル弱の幅しかありません。

(人が1人通行するには最低でも60センチの
通路幅が必要とされています)

 

ですので、
入り口から入って店の奥に行こうとする人と、
店奥から店の外に出ようとする人が
すれ違って通行することは出来ません。

どちらかが待つ必要があります。

 


当店はセルフサービス式の店です。

お客様は一旦店の奥まで行き、そこで注文をし
会計を済ませてから入り口近くのカウンター席か、
テーブル席に移り、食事をする必要があります。

お客様の動きを見ると、注文窓口辺りのレイアウトも
レジ位置も難があることが分かります。

その結果、多くのお客様が狭いところで渋滞する
羽目に陥っています。

 


他にもこの店の課題はあります。

普通のセルフ飲食店であれば、
料理の受取りから会計、膳を下げるまで
お客様が自然と出来るよう設計されています。

しかしこの店では、
膳を下げる場所がレイアウト上確保できず
お客様が帰ったあと、店員さんが食べ終わった膳を持ち、
厨房の奥の方に持っていきます。

ものすごい違和感です。ちぐはぐ感があります。
何というか、全てにおいて流れが悪いのです。

 

(ちなみに…入店時、やたら店員が多いな~と思ったのは
店員さんが膳を下げるためでした)

 


ここは居ぬき物件です。
当店が入る前は居酒屋でした。

 

今のちぐはぐさから察するに
出来るだけ初期投資をかけない店舗設計を
したのだと思います。

お金を極力かけないよう苦労して今のレイアウトを
考えたことは一目で分かります。

 

がしかし…、これだけの従業員を雇い、
お客様に不便をかけるなら多少のお金をかけてでも
レイアウトを見直すべきではなかったか、
と思います。

 

久々においしい料理だと思ったのですが残念です。
今後に期待し、もう少し時間が経ってから
再びこの店に行ってみようと思います。

 

(話は少し変わります)

 


飲食店の経営は難しいです。

少し古いデータですが、平成18年の事業所・企業統計では
飲食店の開業率11.2%に対し廃業率24.4%
となっています。

開業した店の倍の数、廃業しています。

 

先日読んだ「20年増収増益を続ける店の秘密」という本には

【新規創業して1年間経営出来るのは約2割】

【保健所の関係者に言わせると10年近く続く飲食店は1%】

とあります。

 

どちらにしても、飲食店経営は厳しいようです。

 


物販業であっても、飲食業であっても、サービス業あっても
お客様として店舗に入って抱く違和感、その違和感を取り除く方法を
いちいちメモしておくと何かと役に立つと思います。

 

勝ち残っている飲食店にしても、
廃業する飲食店にしても、何か理由があるはず。

それらを推測し続けると、
経営に対するセンスが高まっていくと思います。

 

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