人事システムの変更だけで従業員はつなぎとめられるか?

このエントリーをはてなブックマークに追加


宅急事業者が週休3日制を導入する、
というニュースを目にしました。

10時間労働×4日=週40時間労働に変更するそうです。

昨今の労働力不足が背景にあることは容易に想像出来ます。

う~ん、でも何だか違和感がある…

 


この数ヶ月、僕の周りでも、
「人事システム変更についてのご相談が増えている」
といった声を耳にします。

現在は、ほとんどの業種が人材不足です。
従業員が働きやすい環境にして、少しでもつなぎ止めておかねば
現場が回っていかない状況に多くの企業が置かれています。

 


以前、人材開発系のセミナーに出た時、講師の方が
「バブル期、大企業は一人の人を採用するときに1000万円の
コストをかけていた」
とおっしゃっていました。

広く告知をして就職希望者を集め、説明会を開く。
そして、その後何度も就職希望者と接触し、ようやく採用が決まる。
そんな採用までの長い過程を考えれば採用者一人当たりにかかる費用が
1000万円でも不思議でないと思いました。

 

時代変わって…
今は莫大な費用をかけて採用したとしても
すぐに辞めてしまう時代。
であるなら今いる従業員の満足度を高めて離職を防ぐ方が得策、
と考える経営者が増えるのは当たり前。

 


しかし…
本当に人事制度を変えるだけで定着率が上がるのだろうか?
という疑問が沸いてきます。

「休みが少ないので辞めさせて下さい」
と従業員が言ってきたから、休みを増やす。

「給料が少ないので辞めさせて下さい」
と従業員が言ってきたから、給料をアップする。

それで本当に良いのでしょうか?

本当は違うところに辞めたい理由があるかも知れません。

 


経営者としては、やる気を持たせながらも総人件費をコントロールする
ことが必要だと思います。

モグラ叩きのように、表面上に出てきたモグラ(離職を促す悪い要因)
を叩くだけではだめだと思います。
土の中深くにあるモグラの巣を撤去しないと
同じようにモグラは繰り返し出てくるはずです。

 


やりがいや、他者からの承認、成長意欲の充足、
チームワーク、お客様への貢献などを従業員は求めていないか、
今一度チェックしてみては如何でしょうか?

どこかに別の何かの(意識)GAPがあるように感じます。

 

Follow me!

カテゴリー: 未分類 パーマリンク